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浅草でみられる優雅なイベント 白鷺の舞

白鷺の舞は、鷺舞として京都の八坂神社で発祥したと伝えられる1000年以上の歴史がある舞で、悪疫退散のために奉納されたといわれています。やがて全国に広まり、江戸時代の1652年に描かれた浅草寺慶安縁起絵巻の中の祭礼行列に白鷺の舞が描かれています。浅草のイベントとして現在おこなわれているものは、いつのまにか途絶えていた白鷺の舞を、昭和43年の東京100年の記念として復活させ、あらためて創始奉納されたものです。以来、毎年4月の第2日曜日と5月の三社祭、11月3日の文化の日の年に3回、浅草寺の境内で華麗な舞が披露される優雅なイベントとして定着しています。

浅草寺の白鷺の舞のイベントは、京都の伝統的なスタイルにのっとったものです。主役ともいえる8羽の白鷺は地元の寺舞保存会の踊り手が演じています。平安装束の白鷺の姿は大きな白い翼をつけ、長い首と凛とした顔や頭部のある被り物で表現されていて、美しく神秘的な雰囲気です。羽を大きく広げ片足を上げながらゆっくりと歩く姿は優美で、典雅な音楽に合わせて舞う静かな舞は幻想的でさえあります。

行列にはほかにも武者・棒振り・餌まき・大傘・楽人、また、地元の幼稚園児が参加している守護童子などが平安時代さながらの衣装で登場し境内を練り歩きます。伝法院からの出発と浅草公会堂前からの出発があり、最後は本堂の前で舞を奉納します。それぞれの一回の行列と舞の所要時間は30分から40分程度です。

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