老朽化してユニットバスをリフォームしたいと考えているなら、合わせて無駄な空間をなくすことを検討すると、浴室をこれまでよりも広く使えるようになる可能性があります。規格サイズが決まっていて、以前は0.75坪と1坪、1.25坪か1.5坪の4種類ほどしかありませんでした。このため、サイズに合わせてつくられていない浴室に導入してしまうと、実際の浴室の広さよりも少し小さくて、無駄な空間が生まれてしまっている家庭も存在しています。天井・浴槽・床・壁がはじめから形成されていると、現場では組み立てるだけで済みますが、ピッタリサイズにならないことも多く、デメリットとなっていました。
しかし、メーカーが既存の浴室にピッタリのサイズになるよう、規格サイズのバリエーション数を増やしたことで、ユニットバスのリフォームを行う際、無駄な空間をなくしてこれまでよりも広くすることが可能になっています。空間が広くなると心理的にも圧迫感がなくなって、よりお風呂の時間を楽しめることにもつながります。これまでと同じ規格サイズのものを導入すればそれだけ費用も抑えられますが、浴室の幅ギリギリのサイズになるユニットバスでリフォームをすることで、浴槽のサイズを今よりも広めのゆったりサイズに変えることができます。シャワーも浴槽近くだったものを離したり、壁に大きな鏡を設置するなど、空間を広げることで新たに導入できる機能も増やせて、浴室の活用の幅が広がります。