バリアフリーの面からのお風呂リフォームが大事です

お風呂リフォームの際にはバリアフリーの面から考えてみることが大事です。特に現在お年寄りや幼児がいる家庭はその視点でのリフォームを検討してみることが大切です。お風呂ではいろいろな危険がありますが、まず考えられるのは温度差です。冬に脱衣所と浴室内の温度が大きく違うことでよく事故が起きます。

それを防ぐために、お風呂に換気乾燥暖房機などを新たにつけるといいです。次に段差です。お風呂に大きな段差があるのは、お湯(水)が外側にあふれ出ないためですが、お年寄りなどにとってはかなりの高さなので、フラットにする工事を行ないます。そして床です。

以前はお風呂の床は見た目のきれいさが優先されていまして、もしすべりやすいとしても我慢して後回しにされていましたが、大変危険なので、すべりにくいものに変えていくべきです。もし今現在介護を受けていらっしゃるお年寄りがいれば、お風呂リフォームをそもそも介護保険で工事することができます。要支援、要介護(1から5)でその家で生活していて、改修が必要と認められた時に、20万円まで自己負担1割で工事ができるというものです。この場合、お風呂でいうと手すりの取り付け、段差の解消、床のすべり防止、ドアを変える、などが該当します。

この機会に一緒に工事をしておくと便利だと思うことがあっても、バリアフリーに直接関係がないとされたものは介護保険で認められないので、それは注意が必要です。もう一つ、自治体の補助金にもバリアフリーを対象にしたものがあるので、住んでいるところに該当する補助金があれば、合わせて受けられます。例えば工事費の20%以内で上限は20万円、などと定められています。自治体によって工期ごとに申し込める時期が決まっているので、そのつど調べましょう。

もし現在家にお年寄りがいなくても、将来バリアフリーが必要になるかもしれません。お風呂リフォームも検討しておくべきでしょう。

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