トイレリフォームの際にこだわりたいのが小物類ですが、その位置が悪いと体をひねったり、半分お尻をあげたり、困ったことになってしまうのがペーパーホルダーです。この使い勝手が案外、快適なトイレづくりのキモになります。たとえば、トイレリフォームをした際に、オープンな洗面、トイレ空間にしたけれど、紙に手が届かない、浴室や洗面の水がかかりペーパーがいつも濡れてしまうというようなこともあるのです。そのようなときに役に立つのが独立したスタンド型のペーパーホルダーで、中には温水洗浄便座のリモコンが一体化したものもあります。
こうなればトイレが室内のどのような位置にあろうとも紙とリモコンがついてきてくれるので、トイレリフォームのプランニングの幅も広がるのです。また、ペーパーホルダーは座っているときについじっと見つめてしまうという人も多いものですので、デザインのいいものを選ぶのがポイントになります。アクセサリーに関しては、家具的な収納が取れない場所での収納パーツと考えて選ぶと使い方が広がるものです。洗面を兼ねるトイレにある場合は、トイレの中でコンパクトに納まるタオル収納や新聞を読んだりする人であれば、新聞ホルダーがなどもあり、いずれもガラスやステンレスバー、ワイヤーが多用されるので、圧迫感がない仕上がりになります。
ステンレスはマット仕上げ、ヘアラインなど素材感があるものが人気でさびにくいですが、もらい錆には注意が必要になります。